Fender MEX 60s ST メンテナンス&解剖
家に届いた状態で、フレットがやや腐食していたのでフレットを磨くことや弦をRockInn Original Produce Electric Guitar Strings Premium SUPER LIGHT(009-042の弦)に交換することにした。電装系のパーツに接点洗浄剤を吹いた。「丸ごと1冊ストラトキャスター」の記事を読んでリアピックアップの高さを6弦側を高く、1弦側を低くした。最後にポリッシュで磨いて終わり。細い弦を張ったためか、トレモロの可変幅が変わってしまい、あまりアームアップしなくなった。
ネックジョイントプレートには「CE」というシールとゴミ箱に×印のシールが張ってあったが、カッターナイフの刃を入れてはがした。シールの跡が少々残った。
バックパネルの中は白い粉がついている。トレモロブロックは大きめだ。
バックパネルと同じように白い粉がついている。「CAR」というシールは念のため外した。丸い穴はなんの穴だろう?演奏には関係のない穴だと思う。弁当箱ザグリではなかったので良かった。
山野楽器に問い合わせたところ、ポットはCTSでそれ以外は不明とのこと。写真では見えないが、茶色の小さなコンデンサーが付いている。
日本市場向け、Texas-Specialである。
ピックガード右上には謎の記号。
「12」と書かれたシール。ピックガードを外したときにはすでにボディから取れており、念のため取り出した。こちらも謎である。
舟形ジャックの中にも白い粉がたまっていたので、掃除機のノズルで掃除した。ちなみにこの船形ジャックの下のねじを取り付けたところ、斜めにねじが入ってしまった。元から斜めにねじが取り付けられていたようだ。現在ではねじが全部入らず、ねじの頭が少しでている。演奏に関係ない部分は雑だと思った。
私が一番驚いたネックポット部分。マイクロティルトアジャストメント用?と思われる穴がある。American Standard Stratocasterと設計が同じなのだろうか。
ネックの裏。ボディとネックはねじを外すと簡単に取れる。Fender Japanだとねじを外してもネックとボディは簡単には外れない。それだけFender Japanは設計がシビアだと言える。
フレットを磨くときにはちゃんとマスキングしました。あとレモンオイルを差したことでローズ指板が潤った気がする。
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